第218章 恐怖の存在

D国のチームメンバーの顔に張り付いていた侮蔑の色が、瞬く間に凝固し、驚愕と動揺へと塗り替えられていく。

彼らはようやく悟ったのだ。目の前の冷ややかな東洋の少女は、彼らが思い描いていたような「与しやすい相手」などではない。操作技術、状況判断、精神力――そのすべてにおいて頂点に君臨する、怪物じみた存在なのだと。

初動の優位と精神的余裕を失ったD国チームは、完全にペースを乱された。

対照的に、AW戦隊は尻上がりに調子を上げていく。橘凛の的確無比な指示と、北畑修の沈着冷静なカバーリングの下、エースである一条昴の火力が遺憾なく発揮される。

隊員たちの連携は阿吽の呼吸を見せ、戦術は果断に実行され...

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